スコアブックで三振を "K" と表記することからきています。
・一番有力な説は、strucK out(三振)の "K" をとったというものです。
頭文字を取って "S" と略記すると、Steal や Sacrifice などと紛らわしく
なるので、文字的にも発音的にも目立つ "K" の文字を取ったのだと言われています。
(ボックススコアの考案者である Henry Chadwick だったという説もあります)
その他いろいろ説が出ていますが、以下の説は日本しか当てはまりませんので、
誤りだと考えられます。
・打者にとってはKnock outのKだという説
(knock out は打者が投手を KO という場合に使う)
・"K" は「三画」なので、strike three を表すのに都合が良い、
(英語に画数の概念があるというのは大いに疑問)
・空振りの "K"
(これはローマ字からの連想で明らかに間違い。空振り三振は swinging strike out)
また、スコアブックの付け方によっては、三振は SO と表記しています。
慶應式のスコアブックの付け方では、三振で打者アウトはS.O.と略記し、
Kの方は三振振り逃げに当てています。