[日本プロ野球編]


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[Q3-8] FA選手の規定について教えてください


◇ フリーエージェント(FA)資格取得の条件
出場選手登録日数が9シーズンに達すると、FA資格を取得できます。 (1996年までは一律10シーズン、1997年から2002年まではドラフト会議で逆指名して 入団した選手は10シーズン、その他は9シーズン)
1シーズンの数え方は以下の通り。
・年間の出場選手登録が145日以上の場合
その年を1シーズンに数える。145日を越えた分は切捨て。
・年間の出場選手登録が145日に満たない場合
それらの145日に満たない年の日数を合計して、145日ごとに1シーズンと数える。
2004年まではそれぞれ150日で計算していました。

◇ FA宣言して他球団へ移籍した場合の移籍先球団から移籍元球団への補償
以下のどちらかを、移籍元球団が選択します。
(1) FA選手の年俸の0.8倍の金銭(2度目以後は0.4倍)+選手1名 この選手は、FA先球団がプロテクト指定した (28人+外国人選手) の選手以外の選手に限ります。
(2) FA選手の年俸の1.2倍の金銭(2度目以後は0.6倍)

◇ FA宣言した他球団の選手を獲得できる人数
FA宣言をした選手数によって変わります。
・20名以下は2名まで。
・21〜30名以下は3名まで。
・31〜40名以下は4名まで。
・41名以上は5名まで。

◇ 契約条件の制限は?
・移籍、残留に関わらず、年俸据え置きが上限。
・移籍の場合は契約金は年俸の50%が上限。残留の場合は制限なし。

◇ 一度FA宣言した後、次にFA宣言ができるのは?
出場選手登録日数が4シーズンに達すると、再びFA資格を取得できます。 1996年までは3シーズンだったので、1997年は移行措置として 1994年にFA宣言した選手は3シーズンで宣言できることになっていました。


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