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[Q1-12] ドーム球場の特別グラウンドルール

打球がドーム球場の天井や懸垂物(スピーカーなど)に当たった場合の取り扱いです。

◇ 東京ドーム、ナゴヤドーム
・フェア地域ファウル地域の区別なく、天井に当たった場合
ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。
・内野のフェア地域の懸垂物に当たった場合
上の場合と同じでボールインプレーです。ただし、東京ドームのセ・リーグは ボールデッドになり二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。
・外野のフェア地域の懸垂物に当たるか挟まった場合
ボールデッドになり、本塁打となります。
・上記以外で、フェア地域の天井の穴や隙間や懸垂物に挟まった場合
ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。
・ファウル地域の天井の穴や隙間や懸垂物に挟まった場合
ボールデッドになり、ファウルとなります。
・その他(東京ドームのみ)
外野フェンスの手すりに打球が当たってグラウンド側に戻ってきた場合は、 1988年の開設当時はボールインプレーにすることになっていましたが、 1991年3月からホームランにするように変更されました。

◇ 大阪ドーム
・フェア地域ファウル地域の区別なく、プレイングフィールド上の天井に当たった場合
ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。
・ファウルスタンド側の天井に当たった場合
ボールがプレイングフィールド側に戻ってきてもファウルになります。
・フェア地域の天井の穴や隙間や懸垂物や鉄柱に挟まった場合
ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。
・ファウル地域の天井の穴や隙間や懸垂物に挟まった場合
ボールデッドになり、ファウルとなります。

◇ 福岡ドーム
・フェア地域ファウル地域の区別なく、天井に当たった場合
ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。
・フェア地域の天井の穴や隙間や懸垂物や鉄柱に挟まった場合
ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。
・ファウル地域の天井の穴や隙間や懸垂物や鉄柱に挟まった場合
ボールデッドになり、ファウルとなります。

◇ 西武ドーム
・フェア地域ファウル地域の区別なく、天井に当たった場合
ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。
・フェア地域の天井部に挟まった場合
ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。
・外野フェア地域の屋根に当たった場合
ボールデッドになり、本塁打となります。

◇ 札幌ドーム
・外野部分の天井に当たった場合
ボールデッドになり、本塁打となります。
・他の部分の天井に当たった場合
ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。


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