[ルール編]


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[Q1-7] 走者にボールが当たったらどうなりますか?


◇ 走者に打球が当たったら。
走者が内野手(投手を含む)に触れていなく、内野手(投手を除く)の股間 または側方を通過してないフェアボールに、フェア地域で触れた場合は、
・ボールデッドになる。
・その走者はアウト。
・打者はヒットの記録が付き、チェンジでなければ一塁へ出塁。
・打者が一塁へ進んだために押し出された走者は次塁へ進塁。
その他の走者は元の塁へ戻る。
ただし、併殺になりそうな打球を故意に妨げた場合は、走者と打者の両方が アウトになり、ボールデッドで他の走者は元の塁へ戻ります。
また、打球が内野手を抜け守備をする機会がなくなった後で触れた場合は、 アウトにはならずボールインプレーです。 ただし、これも故意に打球の方向を変えた場合は守備妨害でアウトになります。

◇ 走者に送球が当たったら。
送球が当たってもボールインプレイで、プレーはそのまま続きます。 ただし、これも故意に送球を妨げた場合は守備妨害でアウトになります。

◇ 走者に投球が当たったら。
正規の投球がホームスチールを試みて得点しようしている三塁走者に触れた場合です。
・ボールデッドになる。
・各走者は1つずつ進塁できる(盗塁を企てていたかどうかに関係なく)。
・投球は有効で、コースによってストライクかボールが判定される。
進塁できるので、得点は原則的には有効になります。 ただし、二死2ストライク後にストライクのコースの投球に走者が当たった場合は 打者が三振でチェンジとなるために進塁(得点)が認められません。 走者が投球に当たるのと本塁に達することの時間的な問題は関係ありません。
なお「投球」と「送球」を混同しないように気をつけましょう。 本塁へ向かっている走者を刺そうと、投手が軸足を投手板の後方にはずす などして、捕手に送球する場合がありますが、これが走者に当たったら 前記の「走者に送球が当たったら」のケースになります。


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