[記録編]


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[Q2-12] サヨナラ安打の規定


◇ 柵越えのサヨナラ本塁打の記録
本塁打が記録され、全ての得点が記録されます。 得点がサヨナラとなる勝ち越し点よりも多くなっても記録は全て有効です。
打者走者に塁の踏み忘れ、追い越し、走塁の放棄などがあり本塁打が取り消され、 なおもサヨナラ勝ちが成立する場合、また柵越えでないランニングホームランの場合は 次のサヨナラ安打の規定に従います。

◇ サヨナラ安打の記録(柵越え本塁打以外)
・最高でサヨナラの勝ち越し走者が進んだ塁の分だけ記録されます。
サヨナラの走者が三塁走者の場合は単打のみ。 二塁走者の場合は最高でも二塁打、一塁走者の場合は最高でも三塁打。
(例) 同点で走者三塁、打球がバウンドしてからフェンスを越えた場合は 単打が記録されます。(サヨナラでなければ二塁打)
・サヨナラランニングホームランの記録
打者走者が生還することでサヨナラになる場合のみ、記録されることになります。
・打者走者が実際に進んだ塁が、サヨナラの走者が進んだ塁の分より少なかった場合
打者走者が進んだ分だけが塁打数として記録されます。
(例) 二塁走者が生還してサヨナラになっても、打者走者が一塁で止まれば単打を記録。
・その塁へ達するのが、サヨナラの走者が本塁を踏むよりも多少後でもかまいません。

◇ 内野ゴロでサヨナラになった場合に内野ゴロ野選でなく安打が記録されるのはなぜ?
無死か一死で三塁に走者がいる場面、内野ゴロで三塁走者スタート、 打球を捕った内野手が本塁へ送球したけれど間に合わずサヨナラになった場合、 野手は本塁へ送球するしか選択の余地がないという理屈により、 打者の記録を安打にしています。 (サヨナラでなければ内野ゴロ間の得点、打者走者が一塁へ生きたのは野手選択のため)
アウトになるタイミングであったのに、打球処理、送球、送球を受けた捕手に ミスがあったために生還したと判断された場合の記録はエラーになります。
本塁へ送球せず、他の塁で走者や打者走者を得点より先にアウトにしていても、 安打の記録にしています。
また、他の塁へ送球しけれど走者をアウトにできなかった場合は、 野手選択の記録になる場合もあります。 (例) 一死一・三塁でショートゴロ、本塁でアウトにできるタイミングだったが 二塁へ送球してオールセーフの場合はショートゴロ野手選択が記録。


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