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[T6] 全球団から勝った投手


◇ 2リーグに分裂した1950年から、交流試合が始まる前の2004年まで。
公式戦で全球団と対戦するためには、それぞれのリーグで2球団以上ずつに 所属することが必要。
・野村 収(大洋→ロッテ→日本ハム→大洋→阪神)
1983(昭和58)年5月15日(大洋戦)にて先発勝利し、達成。当時阪神に在籍。
・古賀 正明(太平洋→ロッテ→巨人→大洋)
1983(昭和58)年10月4日(巨人戦)にて達成。当時大洋に在籍。
・武田 一浩(日本ハム→ダイエー→中日→巨人)
2002(平成14)年5月7日(中日戦)にて達成。当時巨人に在籍。
ちなみに江夏投手(阪神→南海→広島→日本ハム→西武)は全12球団から セーブをあげていますが、全12球団からの勝利をあげておりません。 阪神から未勝利のまま引退しました。
また、緒方俊明投手は彼が在籍していた時代に存在した球団の内、 西日本パイレーツ(1年限りで消失。その時在籍)を除く全球団から 勝ち星をあげています。

◇ 交流試合が始まり、近鉄が消滅、楽天が新規参加した2005年以降。
交流試合で他リーグの全球団と対戦があるため、リーグに関係なく最低2球団に 所属すれば全球団との対戦が可能。
・工藤 公康(西武→ダイエー→巨人→横浜)
2007(平成19)年7月24日(巨人戦)にて達成。当時横浜に在籍。 消滅した近鉄からも、新規参加した楽天からも勝利しているため13球団から勝利。 楽天以外の12球団は交流戦に頼らず勝利。楽天は交流試合の勝利。
・門倉 健(中日→近鉄→横浜→巨人)
2005(平成17)年8月20日(中日戦)にて達成。当時横浜に在籍。 楽天からの勝利を加えて12球団。 近鉄からは勝利していないため全球団からの勝利ではない。
・吉井 理人(近鉄→ヤクルト→オリックス→ロッテ)
2006(平成18)年3月29日(楽天戦)にて達成。当時オリックスに在籍。 楽天からの勝利を加えて12球団。 近鉄からは勝利していないため全球団からの勝利ではない。


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