[4275] 石原 明 - [2004/9/23 09:23] |
[4274] ただ、個人的には、第4アウトがフォースアウト等で取れる場合は 置き換えを認めてもいいような気がしないでもないです。 |
[4274] 風丸 - [2004/9/23 08:14] |
[4271] > 第4アウトを第3アウトに置き換えて無得点にしてもらうことはできますか? 【回答】-------------------------------------- そうしてもらいたいのであれば、 最初から素直に第4アウトの方を先に取ってください。 アピールアウトとは違い、あなたはそれをすることができました。 3死目をあなたが取ったことで、イニングはすでに終わっています。 正しい選択をしなかったこと…、イニングを終わらせたこと…、 これはともに「あなたがしたこと」です。その責任は潔く負ってください。 ---------------------------------------------- …ってトコじゃないですか? そもそも、お尋ねのような置き換えができるのなら、 3死を見て引き揚げた打者走者は怒るんじゃありませんか? 「オレは3アウトになったから走るのをやめたんだ」と。 ただ、個人的には、第4アウトがフォースアウト等で取れる場合は 置き換えを認めてもいいような気がしないでもないです。 もちろん、攻撃側に第4アウトへの意識を持たせることを条件にして。 野球規則における「第三アウト」というのは「3番目のアウト」ではなく 「イニング最後のアウト」ということですよね、意味的には。 だったら、アウトが余る場合は3番目が4番目でもいいように思うのですが…。 西崎さん、「こんなケースで不都合があるから置き換えはダメ」というような 美しい反例、ありますか? あ、Yahooの件@[4236] はありがとうございました。 metaタグを使わないことで起こる文字化けより、 プロキシ対策の方が重要だとする(?)Yahooの考え方はよく分からないです(^-^)。 | ||
空過ではなく塁へ達していないフォースアウトだって、アピール対象になるはずですけど? 触塁の義務がある塁に触れ損ねているわけですから。 アピールアウトなら置き換えは可能ですよね。 新庄のケースで(これで通じてしまう)、もしも二塁走者が三塁走者を追い越し、その後で新庄が一塁を踏まずに戻ってきてしまったら、一塁へ達していない打者走者を守備側がアウトにする手段がないというのは不都合ですよね。 [2004/9/24 01:02 西崎慎一郎] |
[4273] とくめい - [2004/9/23 03:45] |
[4270] Kまさん 勝率の最大の問題点は、引分を除外するため分母が異なっているという点だと思います。つまり、1打数1安打と100打数99安打を比べて打率が上だ下だというようなもので、比べることに意味がないのです。もちろん、実際にそこまで分母に差がつくことはないでしょうが、毛差や糸差で決着がつくという場合にはこれと同じ理由で差がついているのです。つまり、1勝利99引分ならば勝率10割、99勝利1敗戦ならば勝率9割9分ですが、どちらが上ですかということと、上で挙げた打率の話とは全く同じではないかということです。個人成績はともかく、順位を決定する方法としては大いに問題があります。 しかし、サッカーにおける勝ち点をそのまま導入するのも問題です。サッカーは限られた時間で得点を競うスポーツで、守備一辺倒になって引分が量産されるのを防ぐ狙いがあるから、引分は勝利の1/3しか勝ち点をもらえないのです。一方、野球は攻守交替を繰り返して得点していくスポーツで、守備側は守って、攻撃側は攻めるという具合に分けることで、攻撃と守備が対等につりあっています。ですから、引分の価値を下げる必要はないし、引分の価値を下げることは、打つ勝つ野球のほうが守り勝つ野球よりも上であるという結論に至り、攻守を分割するという野球の特質を否定する方式です。サッカーでは、攻め勝つサッカーのほうが偉いというのが正しく、それで問題はないのですが、野球に導入するのは極めて不自然だと思います。 そこで、提案したいのが、引分を勝ち点1、勝利を勝ち点2とした勝ち点制です。引分は勝利の1/2というのは最も単純で分かりやすい形ですし、ゲーム差や貯金という一般的な優劣の感覚をそのままあらわすことができます。もちろん、勝利を勝ち点1、引分を勝ち点0.5としても全く同じことですが、これは過去に実践していたはず。現在の方法よりも格段にすぐれていると思うのですが、なぜ廃止してしまったのでしょうか。全く理解できません。 | ||
引き分けの扱いが、 ・勝率制(計算から除外)なら、試合がなかったものと同等。 ・勝率制(0.5勝)なら、5割以上なら勝利と敗戦の中間より下、5割以下なら勝利と敗戦の中間より上。 ・勝ち点制なら、点数の設定次第。 ・勝利数制なら、敗戦と(ほぼ)同等。 ・勝敗差(勝利数-敗戦数)制なら、勝利と敗戦の中間。 私は野球における引き分けとは結果ではなく、勝負がまだついていない状態だと思っています。 都合により続行できなくなったので、後日続きをやるか、再試合をやるか、が「正しい」解決方法。 事情により引き分けの結果を残さなければならないのなら、引き分けに余計な意味を持たせず、計算上の意味が変動しないというところから、勝敗差制が一番マシかなと思っています。 勝利点2、引き分け点1でも意味は全く同じです。ただ、現在の順位表を生かし、ゲーム差・貯金・借金がそのまま順位になるという点で、勝敗差で考えるのがいいんじゃないかと。 # 貯金の一番多いチームが優勝、というのが生々しくてわかりやすい :-p [2004/9/24 01:39 西崎慎一郎] |
[4272] つん - [2004/9/22 16:15] |
打者がスクイズを外され(またはバントを空振り)、スタートを切っていた三塁走者が三本間でタッチアウトになったら、記録は盗塁刺? |
[4271] 石原 明 - [2004/9/22 13:39] |
[4269] 尾崎さん 三塁にいたランナーのホームインは認められます。 第3アウトより前に生還しても得点が認められないのは、第3アウトが (1)打者走者が一塁に触れる前にアウトにされたとき (2)走者がフォースアウトされたとき にあたる場合などです。 今回の二塁にいたランナーの第3アウトは(1)にも(2)にもあたりませんから、このアウトより前に生還した三塁にいたランナーの得点は認められます。 これに関連して私から質問です。 これはアピールプレーではありませんが、もしもまだ打者走者がこの段階でももたもたして一塁に達していなかったら、キャッチャーからの送球で一塁の手前でアウトにし、この第4アウトを第3アウトに置き換えて無得点にしてもらうことはできますか? | ||
(1)はいかにも規則書の表現で私は大嫌いなんですが、三振やフライなどで「打者」がアウトになった、内野ゴロなどで「打者走者」が一塁でアウトになった、の両方のを含んでいます。 # 全てを網羅するためにいちいちケースを揚げて説明するわけにはいかないので、その表現になってしまうのですが。 [2004/9/24 00:46 西崎慎一郎] |
[4270] Kま - [2004/9/22 12:15] |
[4262]うえんずさんへ すみません。私の場合、勝ち数+負け数(または総試合数−引き分け数)の計算は、 数字を見たらほぼその瞬間に暗算でできるので、 そこで電卓は使わないんです。 また、「実例」さんの話しぶりだと、9回の価値は勝ち点3、延長勝ちは2 などとおっしゃりそうにも思いました。 そうなると、どちらが煩雑でしょうか。 私は、勝ち点制度とは、試合数が少なくて同率の可能性が大きい、 あるいは、点が入りにくいので引き分けの可能性が大きい といった差の出にくい試合形態の場合に、 差をつけるために導入されたものと考えておりました。 だから、勝ち点の数字はせいぜい40〜50程度、 J2の80とか90とかいう数字にも私は違和感があります。 ましてや、3桁の勝ち点なんて。 そんなに試合数があれば、率で十分差がつくだろう、と思います。 「うえんず」さんの検討も拝見しました。 ただ私は、昔から率での評価に慣れ親しんでいることもあり、 おっしゃるような「細かい差がつきすぎる」ことには、何の抵抗もありません。 初めからそういうルールになっているのであれば、 毛差でも糸差でも差は差です。 悔しかったらもう少し勝っておけばよかったのです。 | ||
計算がどうだとか差がどうだとか順位がわかりやすかどうかなどは副次的なことで、本質は引き分けの意味をどのように考えるか、ですね。 [2004/9/24 01:25 西崎慎一郎] |
[4269] 尾崎 - [2004/9/22 11:40] |
先日野球をしてまして、ちょっと気になる事があったので質問させてもらいます。 二死ニ三塁で、ピッチャーフライ。ピッチャーが落球し、三塁ランナーはホームイン。ところが打者走者は走っておらず、慌てて一塁に走りだしてので、ピッチャーが一塁に投げようと思ったところに二塁にいた走者が本塁に突入してきた。 打者走者が一塁を駆け抜けるよりも先に二塁にいたランナーにタッチして三死となりました。 このとき三塁にいたランナーのホームインは認められるのでしょうか? | ||
3つ目のアウトがフォースアウトではないので、それまでの得点は認められます。 打者走者には何も起きていないので、時間の前後は関係ありません。 [2004/9/24 00:41 西崎慎一郎] |
[4268] 石原 明 - [2004/9/22 03:07] |
風丸さん、うえんずさん 失礼いたしました。 「本塁打を打った打者走者が前の走者を追い越してアウトになったら他の走者の安全進塁権は消える」などと言い張ってしまい、迷惑をかけました。 西崎さんに教えていただいた通り、安全進塁権は消えていませんでした。たしかに、そうでなければ、ボールデッド中に進塁できませんものね。 いったん寝床に入ったのですが気になって覗いてみましたら、西崎さんにあっちこっちで訂正を入れられていました。 |
[4267] 風丸 - [2004/9/21 23:40] |
ありゃ、書いているうちに[4265]の投稿があった。 今日は何か燃えてますねぇ。 今度西崎さんが登場されるとき、レスつけが大変そうだ(^-^)。 [4265]石原さん > 安全進塁権があったから得点が認められたのではなく、 > それぞれの走者が正規に各塁を触れいったから得点が認められたのではないでしょうか。 なぜ走者は正規に各塁に触れることができるのでしょうか? 安全進塁権があるからではないのでしょうか? | ||
20日は神宮へ行ってたので帰りが遅くなり、返事を後回しにしていたら未処理が山積み(苦笑) # 掲示板は1日に何度か見るだけは見ています(海外旅行中でも) # 確かに私も燃えないと、遅れぎみになりますね。 [2004/9/22 01:19 西崎慎一郎] |
[4266] 風丸 - [2004/9/21 23:34] |
> [4264] 石原さん あ、最終回裏さよならの話ですか。そうでしたね。 私は一般論として読んでしまいました。すみません。 まだ頭が回ってないな。今日しっかり寝ないと。 [4258]に書いた > 無死満塁でさく越えの打球。打者走者が追い越しなり空過なりで > アウトになっても3点ですよね …は、さよなら以外での話です。 さよならの場合はもちろん決着する点数までですね。 ただ、さよならのケースであっても 「安全進塁権がなくなる」という表現には疑問が残ります。 例えば2点リードされてる9回裏無死満塁から、さく越えの打球。 この場合、打者走者がアウトになっても、 その後に記録された得点は3点まで認められますよね? これって「安全進塁権が消えていないから」ではないのでしょうか? もちろん2死ではタイムプレーになりますが これも安全進塁権が消えているからではなく 「安全進塁権はあるものの3死の瞬間までしか保証されない」と いうことではないのでしょうか? まぁ、3死で消えるといえば消えますが…。 |
[4265] 石原 明 - [2004/9/21 22:50] |
[4260] うえんず さん 安全進塁権があったから得点が認められたのではなく、それぞれの走者が正規に各塁を触れいったから得点が認められたのではないでしょうか。 本塁打を打った打者走者が追い越しのためアウトになったら、もう前を走る各走者の安全進塁権は消えてしまいます。 | ||
安全進塁権は消えません。 安全進塁権があり、かつ正規に塁に触れていったから得点になったのです。 ボールデッドなんですから、正規に触れているからといって理由もなくどんどん先まで(本塁まで)進まれちゃかないませんよね。 [2004/9/22 01:12 西崎慎一郎] |
[4264] 石原 明 - [2004/9/21 22:33] |
[4263] 風丸さん 関連条文は次のようなものがありますね。 (1)最終回の裏に勝ち越し点にあたる走者が得点すれば、そのときに試合は終了する。(4.11(c)) (2)最終回の裏にプレイングフィールドの外に本塁打を打った場合、打者および走者は正規に各塁に触れれば得点と認められ、全員がホームに触れたときに試合は終了する。(4.11(c)付記1) (3)最終回の裏にプレイングフィールドの外に本塁打を打った打者が前の走者を追い越してアウトになった場合は、勝ち越し点にあたる走者が得点すれば、そのときに試合は終了する。(4.11(c)付記2) (4)最終回の裏無死または一死のときプレイングフィールドの外に本塁打を打った場合、ある走者が前の走者を追い越してアウトになっても打者の本塁打は認められる。(4.11(c)注) つまり、原則は(1)なのですが、ホームランのときだけ(2)の恩典を認めるということです。しかし新庄のように打者自身がミスをすれば(3)のように恩典を取り消すが、他の走者のミスの場合は(4)のようにホームランの恩典を維持するということです。 | ||
(3)のサヨナラの走者が本塁まで進めたのは、与えられた安全進塁権が生きているからです。 [2004/9/22 01:02 西崎慎一郎] |
[4263] 風丸 - [2004/9/21 21:17] |
[4258]石原さん > 新庄はアウトになったのですから安全進塁権などはもちろんなくなりますが、 > たとえ無死か一死であっても他の走者の安全進塁権もなくなるのではないでしょうか。 あら? 私がまったく分かってないのかな…。 無死満塁でさく越えの打球。打者走者が追い越しなり空過なりで アウトになっても3点ですよね(これが違ったり)。 この場合の点数が認められる理屈って何なのでしょうか? # しかし[4251] は読み返すだに歴史的誤答だな。 # すみません、起きたばかりで頭が回らなかったんです(^-^)。 # いや、永久に回ってないかも。 |
[4262] うえんず - [2004/9/21 19:54] |
[4261](Kまさん) 「ストの未消化による問題」については、全面的に賛同します。 >勝ち点をいまのプロ野球に導入するには、試合数が多すぎるように思います。 >例えば1勝につき3点(延長をどうするかは別として)とすると、 >最下位でも50勝程度、優勝チームは80勝程度はします。 >勝ち点はシーズンで百数十点〜二百数十点。 >そんな計算、煩雑ではないでしょうか。そんな表が見たいですか。 勝ち点の計算は、勝率の計算よりもずっと簡単です。 勝率を電卓で計算する場合、勝ち数と負け数を足したあと、 その値をメモリに入れ([M+]キーを押す)、勝ち数を再び入力し、 [÷]キーを押してから、メモリの値を呼び出し([RM]キーを押す)、 [=]キーを押して初めて計算できます。(シャープの電卓の場合) これに対し、勝ち点の計算は、勝数に3を掛け、引き分け数を足すだけで 計算できます。 ただし、シーズン途中の順位を勝ち点で計算するには問題があります。 野球はサッカーと異なり、シーズン途中の消化試合数が 大きく異なる場合があるからです。 これについては、勝ち点を試合数で割った「勝ち点率」を用いることによって 解決することができますが、計算の難しさは勝率と大差なくなってしまいます。 以前私がこのことについて考察したページがありますので、 詳しくはそちらをご覧ください。 | ||
勝ち点で途中の順位がわかりづらいのは、勝数制だった2001年のセ・リーグと根本は同じですね。 (率の計算ではなく加算するため)。 [2004/9/24 01:18 西崎慎一郎] |
[4261] Kま - [2004/9/21 18:45] |
[4243]実例さんへ ストの未消化による問題は、 140試合で決めるはずのものを138試合で決めるようになったこと、 他の対戦は28試合なのにあるカードが26試合しかしていないこと にあると思います。 そして、それが故の気持ち悪さ、僅差の場合の2試合の持つ重要性といった問題は、 勝率であっても勝ち点であっても生じる問題です。 「だから変えよう」という提案には、本質的に意味があるとは思えません。 勝ち点をいまのプロ野球に導入するには、試合数が多すぎるように思います。 例えば1勝につき3点(延長をどうするかは別として)とすると、 最下位でも50勝程度、優勝チームは80勝程度はします。 勝ち点はシーズンで百数十点〜二百数十点。 そんな計算、煩雑ではないでしょうか。そんな表が見たいですか。 だからといって試合数を減らすのは、 選手の活躍の場が減るし、収入も減る訳で、賛成できません。 「結果ではなく内容を求めていく試合が必要だと思います。」というのは、 ひとつの見識かもしれません。 でも、そこでいう「内容」って何ですか。 大差の試合なら2勝分とか、完全試合なら3勝分とか言い出したりしませんか。 ルールのあるべき姿には、「正確さ」のほかに「わかりやすさ」というものもあります。 いかに精緻なルールをつくっても、複雑であっては、 わかりにくいし、適用を間違える原因にもなります。 9回でも延長でも1勝は1勝、と単純に結果で割り切ってしまうのも、 その意味では決して間違いではないと考えます。 | ||
野球の優劣は勝敗の結果で決まるもので、内容は関係ないんですね。 勝ち点は煩雑という問題以外に、優劣の決定に勝敗以外の要素を加えることは本質的に問題があり、その要素がゲームの勝敗より優先されてしまうことが必ず起こります。 # たとえばあるチームが9回で負けたらダメ、延長で負けるのはいいとなったら、 # 9回に1点リードしてもシャカリキになって守らなくていい、 # 延長になったら勝敗はどうでもいい、というバカバカしいゲームになります。 パ・リーグは全チーム等しい試合数で総当り戦を行なう予定だったのでプレーオフをやる意味がなかったのですが、対戦数が均等でなくなればやる名目ができるという結果オーライ :-p オリンピックで主力が抜けたのは正常な状態ではないと考えてプレーオフというのもちょっとは名目になっているかも。 [2004/9/22 02:40 西崎慎一郎] |
[4260] うえんず - [2004/9/21 17:05] |
[4258](石原 明さん) >新庄はアウトになったのですから安全進塁権などはもちろんなくなりますが、 >たとえ無死か一死であっても他の走者の安全進塁権もなくなるのではないでしょうか。 >「無死か一死で、柵越えホームランのとき、ある走者が >前の走者を追い越してアウトになっても打者のホームランは認められる」 >という規定と混同してはいませんか。 そうかもしれません。 私が「安全進塁権がある」と考えたのは、新庄の件と似たケースで、 二死でなく、なおかつ一打サヨナラでない場面で、満塁本塁打を打ちながら 一・二塁間で打者が一塁走者を追い抜いてアウトになったとき、 記録が打点3の単打になったという記憶がおぼろげながらあったからです。 3人の走者が本塁に生還することができたのは、安全進塁権が 消えていないためだと解釈したのです。 もっとも、この場合はもし仮に安全進塁権がなくなっていたとしても、 ボールがスタンドの中に入っていますから、走者をアウトにする ことは事実上できませんね。 | ||
解釈は合ってますよ。 ボールデッド中は規則により決められた塁より先に進塁することはできませんから、本塁まで進めたのはそこまでの進塁権があったということですね。 [2004/9/22 00:58 西崎慎一郎] |
[4259] 風丸 - [2004/9/21 14:24] |
昼食取りながらしばらく悶々としてたら、すごい勘違いに気がついた。 [4251] > 新庄がアウトになったあと、一塁走者は二塁を踏めばいいのですが > 状況が2死だったため、新庄のアウトによりイニングは終了し > 一塁走者は二塁を踏んでも意味がない状態になります。 考えてみたら、新庄のアウトで一走のフォースは消えてるじゃん。 この前、追い越しでのフォース消滅作戦の話をしたばかりだというのに 大まぬけだ、私は(≧▽≦)ノ。 あ"、石原さんにも先に書かれてる。がっくしの2乗。 [4250]への回答は 「田中幸雄は新庄がアウトになったことで フォース状態が解除されているので 二塁を踏んでいようとなかろうと関係はない」です。 その前に試合は終わっています。 失礼しました。 | ||
こういうことがあると追い越し即アウトでスッキリすることがよくわかりますよね。 追い越しをアウトにしなかったら、アウトの時期がどうだとか、進塁義務がどうなるとか、走塁の秩序がグチャグチャになって、たぶん野球の本質とは関係ない妙な解釈をヒネリ出すことになってしまいます :-p [2004/9/22 00:54 西崎慎一郎] |
[4258] 石原 明 - [2004/9/21 14:15] |
[4254] うえんずさん 新庄はアウトになったのですから安全進塁権などはもちろんなくなりますが、たとえ無死か一死であっても他の走者の安全進塁権もなくなるのではないでしょうか。 「無死か一死で、柵越えホームランのとき、ある走者が前の走者を追い越してアウトになっても打者のホームランは認められる」という規定と混同してはいませんか。 「安全進塁権がある場合は、三死より後に本塁を踏んでも得点が認められるケースがあるようです。」というのは、「二死満塁、打者四球のときだけ、他の走者がいったん次の塁を踏んだあとアウトになった場合、その第三アウトよりあとに三塁走者がホームを踏んでも得点が認められる」というものです。 | ||
他の走者の安全進塁権は消滅しませんよ。 打者走者が後ろから押し出して走者を進塁させたわけではなく、柵越え本塁打によって全走者に本塁まで進める権利が与えられたのですから。 ある走者が途中で反則を犯して本塁まで達することができなくても、他の走者の進塁権には影響はありません。 [2004/9/22 00:45 西崎慎一郎] |
[4257] 横田 - [2004/9/21 13:21] |
連休を挟んだので遅くなってしまいましたが、ご回答ありがとうございました。 (一死満塁で野手がぼやっとしている間に走者が生還した件の書き込みです) 公式記録は、新聞等に掲載されませんのでどうなったか分かりません(ちなみに 記録員は大学生、選手も大学生です)。でも、野選が妥当のようですね。 ありがとうございました。 >「タッチアップの構えを見せたけれど三塁に戻った」というのは両立しないことですから えー、「いったんタッチアップしたが本塁に突っ込めばアウトになると 判断して三塁ベースに戻った」のです。 | ||
「構えを見せたが」では実際にはスタートしていないとイメージされる心配があるので、 「タッチアップの体勢からスタートしたが」あたりがいいんじゃないでしょうか。 [2004/9/22 00:39 西崎慎一郎] |
[4256] 石原 明 - [2004/9/21 12:53] |
[4250] ぶう さん 風丸さんも指摘されているように、「3死より早く本塁を踏んでいたかどうか」がポイントですね。生還のほうが早かったと確認できれば、問題なくサヨナラでだと思います。 新庄が田中幸雄を追い越してアウトになった瞬間に田中の進塁義務はなくなりタイムプレーに移行することになると思います。そうすれば、このプレーより先に三塁走者が生還していれば、田中が二塁に行っても行かなくても関係ないということになります。 ところで、このケースとは違いますが、サヨナラ押し出しのとき進塁義務があるのは三塁走者と打者走者でけであると野球規則に規定してありますね。 |
[4255] うえんず - [2004/9/21 12:52] |
そういえば、毎年発売される宇佐美徹也氏著の「プロ野球全記録」という本には 「幻の本塁打」という項目があります。 今回の新庄の件もこの項目に追加されるのでしょうが、 この「幻の本塁打」の項目にはノーゲームで取り消された本塁打が 入っていないのはまだしも、審判が一旦本塁打と判定しながら、 後から判定が覆ったために取り消された本塁打も入っていません。 (例えば、このサイトの[V7]にもある1992年9月11日の八木の件など) 一方で、記録上はまったくノーカウントとなる、タイム中に打ったために 取り消された本塁打は「幻の本塁打」の中に含まれています。 宇佐美氏がどのような根拠によって、「後から判定が覆ったために 取り消された本塁打」を除いているのか判然としません。 まさか、「審判の判定には絶対だから、覆る前の判定は 元からなかったのと同じだ」などという理由ではないと思いますが。 | ||
記録に残ったのは本塁打以外の記録だけですから、スコアを見ただけではわからないので網羅し切れない、という理由が一番大きいと思いますけど。 コメントが書かれていればわかるでしょうけど、それは記録ではありませんから。 審判の判定がなんだかあいまいで、他の審判に助言を求めてファウルにした、なんて場合は幻と呼んでいいのかどうか難しいですよね。 タイム中のなどは、珍現象として面白いから入れているんだと思います。 [2004/9/22 00:35 西崎慎一郎] |
[4254] うえんず - [2004/9/21 12:38] |
新庄の幻の本塁打ですが、一塁走者を追い越した時点で本塁打は取り消され、 アウトを宣告されると公認野球規則にはあるそうです。 ところが、新庄の二塁から先の安全進塁権は消滅しますが、 ほかの走者の安全進塁権は消滅しません。 安全進塁権がある場合は、三死より後に本塁を踏んでも、 得点が認められるケースがあるようです。 ところがさらに、この場合は本塁打ではなくなるため、 三塁走者が本塁を踏んだ段階でサヨナラ、試合終了となります。 そのため、結果として二塁走者と一塁走者の安全進塁権は 消滅したのと同じことになってしまいます。 さて、新庄のアウトはどうなったのでしょうか。 規則どおりならアウトですが、相手側の投手記録を見てみると 投球回数の合計は8回3分の2となっており、新庄のアウトは 加算されていないようです。 これは、三死よりサヨナラの方が優先され、新庄のアウトは 取り消されたという解釈なのでしょうか。 | ||
サヨナラで試合は終わりですから、3アウト目を記録に残してしまうと計算が合わなくなってしまいますよね。 柵越えホームランだけが「ご褒美」で、サヨナラ後の分も記録に残してもらえます。 [2004/9/22 00:28 西崎慎一郎] |
[4253] 純司 - [2004/9/21 12:30] |
来年,MLB(ドジャースVsヤンキース)を見にロサンゼルスに行こうと計画をしているのですが,MLBのチケットを正規の値段で取る事が出来る方法をご存知の方、教えて下さい |
[4252] 風丸 - [2004/9/21 09:41] |
[4250] あ、ちょっと待った。 個人的に気になる点があるので、西崎さんの回答も待ってください。 |
[4251] 風丸 - [2004/9/21 09:35] |
[4250] 朝日新聞によるとこうなっていますね。 > 一塁走者の田中幸と一、二塁間で抱き合ってしまい、 ただ、走者追い越しでアウトになるのは 追い越した走者だけです。 追い越したされた走者はまだ二塁を踏む権利があるため フォースアウトにはなりません(まだ生きています)。 打者走者も一塁を踏んでいます。 新庄がアウトになったあと、一塁走者は二塁を踏めばいいのですが 状況が2死だったため、新庄のアウトによりイニングは終了し 一塁走者は二塁を踏んでも意味がない状態になります。。 この場合、3死より早く本塁を踏んでいた(見ていないので推測) 三塁走者の得点はタイムプレーとなって認められます。 よってさよなら勝ちです。 田中幸雄はまだ二塁を踏めるが、それより先に 勝負が決まってしまったということです。 さぁて、これからお仕事、お仕事(^-^)。 |