[記録編]


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[Q2-20] その他記録に関するよくある質問


◇ スリーバント失敗の記録は?
2ストライク後にバントがファウルになった場合は打者アウトで、記録は三振です。

◇ 得点の記録はどの選手に付く?
個人記録の得点は、実際に本塁を踏んだ走者に付きます。 代走が本塁を踏めばその代走に付きます。 打者として誰が出塁したかは関係ありません。

◇ 内野ゴロの間に走者が進塁、犠打になる?
バントで進めなければ犠打の記録にはなりません。進塁打という記録はありません。

◇ 走者一塁、内野ゴロで併殺できず。記録は?
・そもそもどこへ投げても間に合わなかった。
内野安打。
・二塁送球したが間に合わずセーフ。一塁へ送球できない、または送球したがセーフ。
内野ゴロ、野手選択。
・二塁送球したが間に合わずセーフ。一塁へ送球してアウト。
内野ゴロ。
・ゴロをはじいた、あるいは悪送球のため、どこもアウトにできなかった。
内野ゴロエラー。
・ゴロをはじいて送球が遅れたの、二塁のみアウト。
内野ゴロ。二塁でアウトをとればエラーはつかない。
・ゴロをはじいて二塁はセーフ、一塁はアウト。
内野ゴロ。一塁でアウトをとればエラーはつかない。
・二塁への送球はよかったが、送球を落としたためにセーフ。
内野ゴロ。送球を受けた野手のエラー。
・二塁はアウト、一塁は間に合わない、あるいは送球が悪くセーフ。
内野ゴロ。打者には併殺打の記録はつかない。[Q2-2]参照。
・二塁はアウト、一塁への送球はよかったが、送球を落としたためにセーフ。
送球を受けた野手のエラー。打者には併殺打の記録がつく。[Q2-2]参照。

◇ 日本で実際には適用されていない記録に関する規則とは?
・10.08(g) は、日本では常に盗塁が記録されています。
「走者が盗塁を企てた場合、これに対して守備側チームがなんらの守備行為を示さず、 無関心であったときは、その走者には盗塁を記録しないで、野手選択による進塁と 記録する。」
・10.09(d) は、日本では常に犠打が記録されています。
「打者がバントをしたとき、一人または数人の走者を進めるためでなく、 安打を得るためであったことが明らかであったと記録員が判断したときには、 打者には犠牲バントを記録しないで、打数を記録する。」

◇ 打席の途中で打者や投手が交代した場合の記録は?
以下の例外を除き、打席が完了した時の打者と投手に記録が付きます。
・2ストライク後に交代した打者が三振した場合の打者記録。
2ストライクを取られた打者に三振が付きます。[Q2-1]参照。
・交代した投手が四球を与えた場合の投手記録。
どちらの投手に四球が付くかカウントによって決まります。[Q2-4]参照。


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